諸々あり、発作的に家出をしたものの
行くあてもなく、細かいことを気にせず愚痴を聞いてくれる和歌山へ旅立った。
しかし、到着したものの、まだスナックアドベンの開店時間にはほど遠い。
近隣の白い砂浜やら、のんびりした午後の漁港を散歩しているうちに、偶然スナックアドベンのらうママの自宅近くに来てしまった。
特に深い意味はなかった。
ちょっと、門の前まで行ってみたら、向こうから麗しき熟女が手を降っている。
つい、走り出したら。。。
なぜだ、なぜ妻がいるのか。
しかもなぜ。なぜわたしより先に着いているのか。
私には理解できずにいると、
世界的にも有名な、らうママのご主人、永明さんが出てきた。
なぜ、うちの妻と、微笑みあっているのか。。。
ひえええ!
純文学風の違う展開来たあ!www
伯父さんから「俺の後任が来日したらよろしく頼む」って言われてたのかな
永明さんはこう言う
「うちの妻は今、デリケートな時期なのでね、私が対応させていただくよ」
あ、そうなの?らうママ体調でも悪いの?
あ、シンシン睨んでる。。。
あ、永明さんちの二階の窓から、結ちゃん見てるし。。。
永明「リーリーくん、君が到着する3時間前からシン子ちゃんから話は聞いたよ」
え?オレが羽田に着く前にはもう、妻きてんの??
永明「シン子ちゃんは心配しているんだよ、リー君が小雅ママに会いにお店でお金を落とすことも、うちの妻に会いにきてお金を落としてくれるのも、全て小雅や桜桃双子や結が心配だからこそって、わかっているんだ。
ただ、リボ払いだけはやめてくれないか」
>>660
永明「シン子ちゃんが育児中で寂しいんだね?」
リーリー「……」
永明「その寂しさをショッピングで紛らわせているんだね?」
リーリー「……」
永明「その寂しさは分かる。俺は君の何倍も寂しい思いをしてきた」
リーリー「……」
永明「分かる。俺は分かるっているんだよ。
ただ、リボ払いだけはやめてくれないか」
>>671
永明さんみたいに、いつも奥さんと仲良しでいられるなら、俺だって、物でひとを釣るようなことしないさ!
ほんとはさ、妻とケンカしたから、小さな頃から大好きと伝えようと、南国のタケノコ、買いにきたんだ。
でも、リボ払いにしようとしてたのは、はい、そうです
なるほど リボ払い狂いはそれが原因だったのか…
しんみりしてしまった
>>671
すみません訂正
×俺は分かるっているんだよ
○俺には分かっているんだよ
どうにもリボwww
二つの話が同時進行でおもろい
>リボ払いだけはやめてくれないか
wwwwwwwwww
笑うわこんなこと言われたらwwwwww
シンシン「あ、シャンのキッズ携帯から着信だわ、
永明さんあとはよろしくおねがいします。らうママさんにもよろしくお伝えください。
あ、成都の方のは私から、お嬢さまも小雅ちゃんも元気にしてると伝えておきます。
とりあえずシャンのとこに帰りますね」
「あ、パパ、トランプは全部わたしの爪でカットしておきましたから」
ただ、
リボ払いだけはやめてくれないか」
や、笑えるw
ほらっ!今は永明さんらうママに迷惑かけんじゃないわよっ!
小雅ちゃんとシャンに、お土産買って帰るわよ!
もちろん現金でね、
小雅ちゃんママの有給も、あなたのお小遣いからいただきますよ。
あ、カードも全部止めましたから。
シンシンいいねw
戦闘機乗って来たシンシンにバズーカ撃たれて
永明さんとマンホールを抜けた先の白良浜ビーチでお姉パンたちとキャッキャルート
も好きですw
まんまと逃げられてしまったシンシンがどういう反撃に出るのか
期待に胸を膨らませてる
>>207
アイフォンの電源を切られてしまったのか、コール音なしで留守番電話になってしまう。
留守番電話への接続を告げる女性の声を聞くのは、これで何十回目になるのだろう。
聞きたいのは、愛するリーリーの声なのに――。
夫の姿は、バズーカが巻き起こした土煙に消えた。夫の声は、バズーカの轟音にかき消された。
うっかり命中させてしまったのではと辺りを探したけれど、お芋の一本も見つからない。残り香すらない。
逃げられた!その事に気づいた瞬間、私は怒りに任せてバズーカを真っ二つにへし折ってしまった。
「あなたー?どこいったのー?リーリー?リーリー!はやく出て来なさいよーーー!」
駄目だ。闇雲に歩き探し回って叫び続けても、お腹が空いてしまうだけだ。
私は心を落ち着けるために、ハンドバッグから筍を取り出した。
「リーリーを許す、リーリーを許さない…」
筍の皮を一枚ずつ剥がしながら、これからの事を占ってみた。筍占いなんて、いつ以来の事だろう。
「そうだわ、あの時以来だわ」
故郷の広い空の下。幼い私は、まだ食べ慣れない筍の皮を剥いていた。今みたいに、ゆっくりと一枚ずつ。
「比力は私を好き、比力は私を嫌い…」
「うん?呼んだ?」
「えっ!やだ比力!いつからそこに?」
「今来たばかりだよ」
「そ、そう…何も聞こえてないよね?」
「仙女のお腹の音?」
「ちっがあう!」
「冗談だよ。そんな事よりも仙女…」
「え?」
「いつもみたいにがっついてないけど、お腹でも壊したの?」
「…」
「仙女?」
「…比力の馬鹿っ!大っ嫌いっ!」
大嫌い!と言われた瞬間の、幼い比力の顔を忘れられない。叱った直後のシャンシャンも、ああいう顔をする。
「やっぱり親子ね、そっくりだわ」
私は目を開いて現実を見た。筍の皮は残り一枚、でももう筍占いなんて必要ない。
リーリーを許そう。
リーリーそっくりの娘、シャンシャンのために。そして、初恋を貫いてきた私自身のために。
「この筍は、リーリーと仲直りしてから半分こしよう」
筍をハンドバッグへしまう代わりに、リーリーとお揃いのアイフォンを取り出した。
妙に潤う唇を少しだけ気にしながら、私はリーリーへ電話をかけた…。
それから、かれこれ一時間が過ぎた。
お腹の音と留守番電話のアナウンスを、繰り返し繰り返し聞いている。
聞きたいのは、愛するリーリーの声なのに――。
乾ききった唇から溜め息をこぼした瞬間だった。
トゥルルルル…
トゥルルルル…
リーリーがアイフォンの電話を入れた?
それとも、電波の入る場所へ移動した?
私はアイフォンを握りつぶさない程度に、手に力をこめて祈った。
お願いリーリー、早く電話に出て。早く声を聞かせて――。
妙に潤う唇って、なんだかエロチックだねえw
>>713
ミスどんまい乙でした
ハチャメチャな続きになると思ったんで意外だった
乙女な仙女いいねー
ところで上野動物園って最大4頭いた時期あったよね
あの頃も見に行っときゃ良かったな
じーん リアルだ
2月末のシンシン激おこ時の、シャンシャンが真ん丸い目を見開いてた顔思い出してじーんときたね
あれかわいかったね
ママ怒らしちゃったどうしようって感じだった