「さあ!出発進行するわよーー」
「ハーーーイ!!!」3人は大きな声で返事をした。
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海で親方ごっこしてから何するー?キャッキャッ♪ビーチバレーがいい!貝殻拾いしてアクセサリー作ろうよ?キャッ♪キャッ
でんぐり返りごっこをしたいでしゅー!キャッキャッ♪
3人のおしゃべりで賑やかな車内
コト母も一緒に話に加わりながらハンドルを握っていた。
今日は軽トラックだが、コト母は若い頃ちょっとやんちゃなデコトラ姫で大型トラックの運転手をしていた事もあるのだ。
「みんなおなかぺこぺこじゃなーい?サービスエリアでお昼ごはん食べよーねー」
サービスエリアの駐車場は満車状態だったがコト母は慣れた手つきで端っこの大型トラックの間に縦列駐車をした。
3人はトラックを降りると「オシッコーー」と言ってトイレに走って行った
「こらーーー!危ないよーー!ストーップ!!!」コト母は大きな声で叫び ダッシュで走って来ると、車が来てないか確かめてから両手を広げ3人を後ろから守るようにしてサービスエリアに入って行った。
三人娘とコト母の物語、続き来た!
コト母昔はやんちゃだったのかw
コトママ縦列駐車、かっこええ!
まずは親方ごっこなんだねw
サービスエリアでお昼ごはんを済ませてから1時間ほどすると海が見えて来た。
「みんなーーー海が見えるよー!」
コト母がチラッと3人を見ると3人はスヤスヤ寝ている。シャン子は両手におにぎりを持ったまんま片足を窓に乗せ 、小雅はさっきサービスエリアであった【いろんな貝殻】の小冊子を持って 、コトは飲みかけのジュースを持ったままでパグタオルを首に巻いている。
コト母はクスクスと小さく笑った
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コトのおばあちゃんの家は海岸沿いにあった
家の後ろは小高い山があり自然が豊かで海がキラキラまぶしく綺麗なところだ。
「いらっしゃい」ニコニコ優しい笑顔でおばあちゃんが出迎えてくれた。コト母と間違えてしまいそうなほどそっくりだ
「母ちゃんただいま!さっき電話で話した小雅ちゃんにシャン子ちゃん」
少し照れくさそうにコト母がトラックを降りた
「こんにちは小雅です。お世話になります」
「こんにちはでしゅ、シャンでしゅ。おせわになるでしゅ。」
「こんにちは小雅ちゃんシャン子ちゃん、いっぱい遊んでね」ニコニコ
「おばあちゃーん!」おばあちゃん子のコトは、ばあちゃんに飛びついた
「コトちゃん大きくなったねー?今日は可愛いお友達と一緒に来てくれてばあちゃん嬉しいよー」
「さ、まだ明るいうちに砂浜で遊んでおいで、おいしい晩ごはんたくさん作るからね」
「わーーーい!」3人は海に走って行った
キャッキャッ♪
「うわーー小雅こんなきれいな海見たことないよー!
「ねーすごくキラキラきれいでしょー!
「これが海でしゅかあー!青くてでっかいんでしゅねー!シャンお尻をつけてきましゅ!
シャン子は初めて見た海に興味津々だった
バッシャン!
気持ちいいでしゅよーー!みんな一緒にお座りしましゅよー
シャン子は波打ち際に座って両手両足をバシャバシャさせてキャッキャッ喜んでる
小雅とコトは顔を見合わせクスクス笑うとすぐにシャン子の両隣りに座って同じようにパシャパシャしだした
キャッ♪キャッ♪パシャパシャ!キャッ
いつのまにか 水のかけ合いになって3人ともびしょぬれだ
シャン子はぬれたままゴロンゴロン転げまわりもう砂まみれ!
「シャン子ちゃん!コロコロおもしろーい!
小雅とコトはケラケラ笑いが止まらない
「小雅ちゃんもコトちゃんもコロコロしましゅよーー楽しいでしゅよーー」キャハハ
突然立ち上がっては倒れるように転がるを繰り返しながら
コロコロコロコロずーっと遠くまで転がっていった
「シャン子ちゃーん!どこまでコロコロ行っちゃうのー?親方ごっこはーーー?」アハハハ
コトが笑いながら叫んだ
「シャン子ちゃん砂で真っ黒じゃなーい!アハハハ
小雅もお腹を抱えて寝転がって 笑いが止まらなかった。
楽しいなぁーー!
子供たち可愛い
転がって真っ黒ってリーリー思い出した
コトちゃん母の意外な職歴!
頼もしい
コロコロかわゆす
作家さんありがとう
楽しいお話大歓迎
砂があったら、ゴロゴロww
デコトラ姫ってもっとガリガリのヤンキー風かと勝手に思ってた
筋肉質でみっちりしてるのかな
シンシンはああ見えてモフモフの下は案外スリム?
シンシンはパンダだぜ!