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エアコンを買いたい-2018/07/17(火)

316: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2018/07/17(火) 13:19:58.80 ID:RFFPKeeB0

ジリリリリン ジリリリリン
早朝、電話が鳴った。
こんな時間に何だろうと思い受話器をとった。
「ああ!小Y頭ちゃんかい?おはよう僕です、休みの日にごめんね。」
新聞店の店主からだった。
「あのさ、一人今日病気でね、人が足りなくなっちゃったんだよー。
フォローお願いできるかなぁ?」

ああ、電器屋さんに並ぶ時間まで間に合うかしら?
一瞬そう思ったが1日勤務日が増えるのは正直お給料の面ではありがたくもあった。
「はい、今から行きます」
ささっと身支度をし、小雅に「電器屋さんに並ぶまでは必ず帰るからね」
と約束し、家を出た。

「ああ、もうこんな時間」
慣れない地区の配達に少々手間取り、その後の片づけをしていたら
いつもより上がる時間が遅くなってしまった。
「小Y頭ちゃん、今日はありがとう!おつかれさん!」
「はい・・!手間取ってしまいすみませんでした、ではお先に失礼します。」
そう言うよりも早く自転車にまたがり急いで小雅の待つアパートに向かった。

 

319: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2018/07/17(火) 13:28:06.88 ID:LIGWQ/KX0
>>316
ドキドキしてきた…!

 

317: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2018/07/17(火) 13:22:49.16 ID:JyOCxAwR0
こんなときに病気になるなよ!

 

320: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2018/07/17(火) 13:50:22.28 ID:6+7ejrZD0
昔の大映ドラマのように「ああ…イヤな予感が…あー!やっぱりこんな時に限ってぇぇ!」とばくばくしながら読んでます。

 

321: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2018/07/17(火) 14:20:15.56 ID:RFFPKeeB0

「小雅、ただいまっ・・!」
「母ちゃん!おかえりっ!!」
小雅はすっかり支度をしてずっと待っていた様子だった。
「小雅、ごめんね。早く行こうね。」
「母ちゃん、これ飲んでから・・!」
いつものようにニコニコ笑顔で麦茶を一杯差出して来た。
小雅のおいしい麦茶を一気に飲み干し、すぐに2人で家を出た。

キキーーッ ガチャッ
自転車の後ろの子供用シートに乗せるには大きくなりすぎた小雅を無理に乗せ
大急ぎで飛ばし、電器屋さんに着いたのは開店数分前だった。
「母ちゃん・・っ! 人が沢山いるよ!」
小雅の指さす方を見ると、入り口付近には沢山の人が並んでいた。
「ああ・・遅かったか・・」
あの特価だもの。こんな時間に来ても間に合うはずはなかったんだ。
それでも一応・・と電器屋さんに入ることにした。

 

322: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2018/07/17(火) 14:42:41.69 ID:JyOCxAwR0
あぁぁぁ、お願いしますお願いします