小雅ちゃんと自転車-2-2018/04/16(月)

「うん！わーいわーい小雅のお給料だー！大将のおじちゃんありがとうー！わーい！わーい！ね？母ちゃん開けていい？」
「そだねー。開けてごらん？小雅の大好きなたけのこの里が買えるかなぁー？」
小雅はうれしそうに糊付けされた封筒を破らないように丁寧に丁寧に開けた。
「母ちゃん！！！」
小雅は封筒の中を見て声を上げた
私は？？？？と封筒の中身を確認した
封筒には一万円札が２枚「小雅ちゃんありがとう。また手伝ってね。」と 手書きのメッセージが入っていた。

小雅よりびっくりしたのは私だった！

こんなにもの大金を本当にすみませんすみませんありがとうございます。わたしはまた心の中で何度も何度もお礼を言っていた
嬉しかった。甘えてはいけない気持ちが今日は素直に嬉しかった

「小雅、すごいネ！嬉しいねー！小雅のお給料だから小雅が好きに使っていいんだよー」

「いいのー？母ちゃんいいのー？わーいわーい！小雅欲しい物があるんだーーー！わーい」
小雅は封筒を持ってピョンピョン飛び跳ねてる。

「母ちゃん、今度のお休みにお買い物に連れてって！お願い母ちゃん！」
「そだねお買い物行こうネ、小雅は何買うのかなー？」
キャッキャッキャッ

「あ、晩ご飯の用意忘れてたよ、早くしなきゃ！おなかぺこぺこだねー」グゥ～～
あははははははは！キャッキャッキャッ

小雅と晩ご飯を食べ銭湯に行き夜の8時いつものように私は夜の仕事に出かけた。