リーリーのドレス5〜8-2019/07/06(土)

～～リーリーのドレス5～～

新幹線にて

「お弁当、お飲み物はいかがでしょうか～」
「車内販売でしゅ」
「ﾌﾟﾐ、アイスが食べたいな」
「いいよ、ﾌﾟﾐちゃん何味がいい？」
「チョコレート！」
「じゃあ僕はストロベリー」
「ハイどうぞ」
「あれ？固いでしゅ、ｶﾁﾝｺﾁﾝでつ」
「少し手で温めるといいのよ、貸してみてｳﾌﾌ」

ﾊﾞｷｯｸﾞｼｬｱ

「ちょっと出ちゃったわねハイ、ﾍﾟﾛﾘ」
「そちらは？」
「…」
「どうぞこちらへ」ｽﾄﾛﾍﾞﾘｰﾓ ｱｼﾞﾐｼﾀｲﾜ
「…結構です」
「どうぞﾆｯｺﾘ」ｱﾂﾊ ﾅﾚﾃﾙﾜ
「…お、お願いします」

ﾊﾞｷｯｸﾞｼｬｱ

「ハイどうぞﾍﾟﾛﾘ」ｺﾞﾁｿｳｻﾏｰ
「あ、ありがとうございます」

つづく

～～リーリーのドレス6～～

「さっきのお姉さん、シンちゃんに似てたなあ」
「まさかダミーパンダ２号をセットしてきたんじゃ…」
「た、他人の空似だよね」(震え声)

「アイス美味しいね！」

口の回りをベタベタにして、ﾌﾟﾐはご機嫌だ

次は新大阪～新大阪～

「ﾌﾟﾐちゃん降りるよ」

「えっ、まだ神戸じゃないでつよ」

「いいんだ、乗りたい電車があってね」

「で、でんしゃ？」

つづく

～～リーリーのドレス7～～

～阪急梅田駅～

「うおー！憧れの阪急電車！」ｺﾞﾛﾝｺﾞﾛﾝ
「マルーン色のピカピカの車体素晴らしいよ！」
「マ、マル…？」
「ﾌﾟﾐちゃん写真撮って～」
「ああ、動いた！動画も撮らないと！」

～王子公園駅～

「ﾌﾟﾐちゃん、さっきはごめんね～取り乱しちゃって」
「おとうしゃんは鉄男だったんでしゅか？」
「変な言葉知ってるね」ｱｾｱｾ
「ﾌﾟﾐは鉄子でしゅよ」ｴﾍﾝ
「えっ」
「鉄仮面好きな鉄子でしゅ おとうしゃんとお揃い！」
(鉄仮面は鉄じゃないよ、まあいいかﾌﾌﾌ)
「少し歩いたらタンタンさんのいる王子動物園だよ」

つづく

～～リーリーのドレス8～～

～王子動物園～

「あっ、タンタンしゃーん！」
「リーリーくん、ﾌﾟﾐちゃんいらっしゃいなのー」
「時間言ってくれれば新神戸まで迎えに行ったのに」
「大丈夫ですよ」
「近くまでまあるい電車で来たんでつよ ねっ、おとうしゃん！」
「まあるい電車？」
「ﾋﾟｷｰ！(ｾﾝﾊﾟｲ ｲﾗｯｼｬｲ！)」
「あれ、ﾋﾟｷしゃんどうして？」
「ﾋﾟｷｰ！(ｾﾝﾊﾟｲ関西に来るなら言ってｸﾀﾞｻｲﾖ)」
「これ、つまから預かってきました お土産です」
「ありがとう さあ、中に入って」

～パンダ舎前～

「わあ、お庭キレイでしゅね」
「露天風呂気持ち良さそうだなあ」
「でもさすがにレディの風呂には入れないか」
「さっ、リーリーくん裏で採寸しましょう」ｺｯｿﾘ
「おっ、お願いします」
「どこに行くんでしゅか？ﾌﾟﾐも行きたいな」

つづく