ひとりきりのランウェイ12
「失礼します 初めましてシンコです
お電話ではどうも…」
「あにょ~わたくちこういうものでちゅプミー」
そう言って小さいパンダが名刺を差し出す
「ピキー(わたくちはこういうものでちゅ)」
となりのもう少し小さめのパンダも名刺を差し出す
名刺にはそれぞれ
「松平デザイン研究所 エグゼクティブプロデューサー 松平プミ九郎」
「白浜舞台照明 照明デザイナー 白浜ピキ太」
と、書いてあった
つづく
ひとりきりのランウェイ13
「あっ、こちらの名刺です 遅くなりました」
シンコは2枚の名刺を差し出した
「デザイナー コシノタンコ」
「マネージャー コシノシンコ」
(い、いつの間にシンコちゃん!?しかもコシノって……)
「松平さんと、白浜さんですね」
タンタンが言った
ガタッ!
となりのもう少し小さめのパンダが急に立ちあがり、椅子を倒した
「ピキピーッ!?(ええっ、今回違う会社!?そんなん初めてや……いつも同じ会社の妹分か弟分だったやんか……)」
「どうしたぁ~白浜のぉ~ニマニマ プミー」
「ピッピピッピピキピーッ……ブツブツ(今回のわたちの役名は白浜舞台照明 照明デザイナー 白浜ピキ太…白浜ピキ太…白浜ピキ太…アンキ…アンキセナアカン)」
動揺して関西弁になるピキであった
つづく
ひとりきりのランウェイ14
「お電話で少しお話ししましたが、こちらが企画書になります」
「フンフン…サプライズでひとりきりのファッションショーをしゅるんでしゅねぇ」
「はい、難しいでしょうか?モグモグ」
「イヤ、松平と白浜が手を組めば無敵でしゅよ 今までどんな大きなショーでも成功させてきまちたエッヘン」
「ピキー!(もう、ヤケクソやー!)」
「必ずや成功させましょうぞ、のぉ白浜のぉニマニマ プミー」
「ピッピキー!(成功やー!)」
「ありがとうございますムシャムシャ」
「頼もしいわ~よろしくなのーウフフ」
100「よ、よろしくお願いします…(大丈夫なの!?)」
つづく
ひとりきりのランウェイ15
~後日の都内某スタジオ~
「ピッピピッピ!(主役はこの背の高いパンダさんでしゅ)」
ピキ太がリーリーのスナップを見せる
「ふーん 鼻ホジホジ」
「ピキピキピーッ(1着目は【夢かわいい】がコンセプトのこのピンクのドレスでしゅ
こんな感じの照明でどうでしゅかね?)」
「ふーんプミー」
「ピキー!(候補の曲も絞ってきまちた)」
「ふーんファーア」
「ピキピーッ!(で、どうちましゅか!?)」
「ふわふわドキドキな感じでお願いプミー」
「ピキ…(もっと具体的な意見を…)」
「わたくちはエクジェクティブプレデターでしゅよ 総合演出として全体を見ましゅよエヘン」
「ピキー…(エグゼクティブプロデューサーでしゅよ…)」
「フワーアそろそろおやつの時間でしゅねワクワク プミーッ」
「ピキー…(先が思いやられましゅな…)」
つづく
続きが楽しみです!
タンタンさんの、よろしくなのーが可愛い!
タンタンさんの雰囲気に合ってる
白浜ピキ太w
たまらんwww
鼻ホジホジw
おっぴろげなラブリー鼻の穴!
>>591
作家さん、ありがとう
新たな展開でしゅね
コシノタンコ、コシノシンコも面白かったけど、白浜ピキ太しゃんがんばって覚えてねw
新しいキャラが増えて展開が楽しみでしゅ
作家さん達本当に素晴らしい!