プミピキ警察24時～新しい車両　その１〜その３-2019/09/25(水)

プミピキ警察24時～新しい車両　その１

ここは上野のどこかにあるプミピキ署
シンコ署長はいつものように朝のお茶とおまんじゅうをちょっとだけ食べていた
「ふう、先月から今月にかけてパーティーがたくさんあったわね　私もサンバを踊ったりして盛り上げたわ　ｳﾌﾌ　秋の交通安全運動も始まったことだし、そろそろあの二人の車両も替え時かしらね　なんだか軽快な音がしなくなってきたみたいね　ｵﾁｬｽﾞｽﾞｵﾏｼﾞｭｳｲｯｺﾒ」
そんなことを思いながらいると、ドアをノックする音が聞こえた
コンコン♪
「はあい　どうぞ」
「失礼します　プミ巡査長でしゅ」
「ﾋﾟｷｰ（失礼します　ピキ巡査です）」
入ってきたのはプミピキコンビだった
署長は言った
「特別車両がたいぶ傷んできたみたいね　ｵﾁｬｽﾞｽﾞ」
「あいっ、なんか特別車両が小さくなりまちた」
「ﾋﾟｷｰ（足の長い私には漕ぎにくくなってきました）」
「わかりました　そろそろサイズを変えなきゃとは思っていたのよ　お願いしてあるからパトロールがてらこのお店に行ってみなさい　今までのも引き取ってくれるようにお願いしておいたわ　ｵﾁｬｽﾞｽﾞｵﾏﾝｼﾞｭｳﾆｺﾒ」
署長は地図のコピーを二人に渡した
「新しい車両になるんでしゅね　わーい　パラリラできしゅね　ﾑﾌﾌ」
「ﾋﾟｷｰ（了解しました　ここに行けばいいんでしゅね）」
「交通整理の手伝いもちゃんとするのよ　ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
「はいっ、ではいってきましゅ　ﾋﾟｼｲｨｨ」
「ﾋﾟｷｰ（署長、ありがとうございます　ﾋﾟｼｲｨｨ）」
プミ巡査長はモグモグしてる署長の口元を見つめた
「んもう、わかったわよ　あなたたちにもあげるわ　はい」
二人はおまんじゅうを二個もらい、それぞれのポシェットに入れて署長室を後にした
「ムフフーようやく新しい車両になりましゅ　これでパラリラできましゅ」
しかしピキ巡査はわかっていた
「ﾋﾟｷｰ（これ、自転車屋さんの地図だわ　先輩には行くまでだまっておきましゅ）」
こうして二人はパトロールをしつつ、署長からもらった地図の店に向かった