ふたりはアイドル!ダブルP☆(プミの実家編)(ピキの家族編)-2019/10/20(日)

290: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/10/20(日) 22:40:31.12 ID:wAS5kMc10

ふたりはアイドル!ダブルP☆(プミの実家編)(ピキの家族編)

プミ「……ちゃんと『パンコム』にお願いしたので大丈夫でしゅよ……!そろそろ打ち合わせに入るので切りましゅね。」
プミはスマホの通話を切ると、苦笑しながらリンゴキャンディーを口へと放り込んだ。
ピキ「ピキー?」(お父さんですか?)
プミ「最近、性欲を持て余した昼下がりの熟女パンダ達が実家周りをうろついてお父シャンが怖がるのでパンコムと契約したんでしゅよ。お父シャンは基本他人と接するのが苦手でしゅからね~。」
ピキ「ピコピー」(竹酢液の『製造者は私です』のイケパン写真が効きすぎちゃったんですね)
その時、ピキに悪寒が走る。
ピキ「ピッ?!」
プミ「あれ?ピキちゃん、油汗かいてどうしたんでしゅか?」
ピキ「ピー」(急にお、悪寒が…オカンが…)

「奥さん、おちついてください…!」
廊下で言い合う声や大きな話し声の集団のガヤ声がミーティングルームのドアの向こうから聞こえ、プミが横を見ると、ピキの姿は消えていた。
プミが辺りを見回すと、ピキはクッションを頭に抱えながら身体を丸め震えている姿が見える。
プミ「…ピキちゃん?」
ピキ「……くっ、来る……!」
その瞬間、勢いよくドアが開いた。
良浜「彩ちゃん!おるかー?!」
永明「お父ちゃんもおるでー。」
桜・桃・結「お姉ちゃん達もおるんよー。」
プミ「……プミ?」

 

291: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/10/20(日) 22:42:11.84 ID:wAS5kMc10
良浜は迷う事なく隅で震えているピキへと向かうと、懐から紙を取り出した。
良「彩ちゃん、アイドルと勉学、どっちも頑張る言うてたから、お母ちゃんアイドルになるの許したんよ?…なのに、学校から連絡来てな…。」
その紙にはピキの一学期のテスト結果と赤点通知が記載されている。
彩「ピッピコー」(ご、ごめんなざい……!)
結「お母ちゃん、爆裂ビンタだけは堪忍な!」
桜・桃「アイドルは顔が命やでー!」
良「彩!歯をくいしばりーや!」
永「良ちゃん、落ち着いてーな!」
永明が妻を後ろから羽交い絞めにするものの、良浜の怒りは収まらず、永明の腕を振りほどくとピキに向かって腕をふりかぶった。
大勢の悲鳴に何が起きたか分からず唖然とするプミの目前に大きな何かが通り過ぎる。
爆裂ビンタが飛んでこない事をいぶかしんだピキが恐る恐る目を開けると、目の前にはシンコがいた。
良浜の手はシンコがしっかりと掴み、止めている。
桜・桃「お母ちゃんの爆裂ビンタを止めるなんて…?!」
シンコ「まあまあ、奥さん。まずは落ち着いてください。ねっ?」
良「ウチの爆裂ビンタを止めるなんて…アンタ、何者や……?」
予想外の出来事に冷静さを取り戻した良浜はゆっくりと席へと着くと、シンコはピキに椅子に座るように促した。
良浜「なんで、赤点だった事を黙ってたん?前にテストは普通だった言うてたやん!赤点より彩ちゃんが嘘ついたんが許せへんわ!」
彩「ピコー」(…ごめんなざい…)
そのしんみりした空気の横ではピキの姉達がプミを取り囲んでいる。
桜・桃「アンタがあのプミちゃんか!テレビでも可愛い思うてたけどテレビより可愛い顔してるやんかー!」
結「テレビで見るよりちっちゃいんね?」
プミ「グフフ」
『ドン』
良浜が力強くテーブルを叩くと、一同は身体を強張らせた。

 

292: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/10/20(日) 22:44:21.01 ID:wAS5kMc10
良「アイドルと勉強、どっちもやるなんて最初から無理やったん。もうアイドルは辞めや!」
ピキ「ピキーピキー!」(アイドルは辞めないもん!)
良「アイドル活動で点が貰えるからって気ィ抜いてたんやろ?!アンタ勉強してへんかったでしょ!」
ピキ「ピキピキピー!」(でも、アイドルは頑張ってたもん!絶対辞めないもん!嫌!絶対嫌!)
永「良ちゃん、こんなに彩が言ってるんだからアイドルは続けて最悪学校辞めればええや…」
良「お父ちゃんは黙ってて!」
妻の気迫に押された永明が口を噤むと、ピキの姉達がフォローに入る様に父親の肩に優しく手をかける。
良「学校辞めるのは許さへんで!二兎追う者は一兎も得ずや!」
結「…ちょっ!お母ちゃん!今調べてたらそこのプミちゃん、『笹の水女子』やで?!偏差値どえらいええとこやで?!しかも特待生ってピキペディアに書いてあるわ!」
良「なんやて?!」
浜家が一斉にプミを見つめると、プミは居心地悪そうに苦笑した。
プミ「ちょっと前まで実家が多額の借金抱えてたもので、奨学金出て学費免除、芸能活動を許容してくれる学校がそこだったんでしゅ…。」
桜・桃「こんなおとぼけた顔してプミちゃん凄いんやねー。」
ピキ「ピキピーピキピキ!」(わ、私もどっちも頑張るもん!)
良「彩ちゃんは昔から勉強嫌いな子やろ?、学校も芸能OKの偏差値低めの所にしたけどこの有様やで?」
シンコ「お母さん、もう一度ピキちゃんにチャンスをあげてみては?ピキちゃんは勉強はともかく、アイカツに関しては立派に活動してましたよ?」
良「…彩がアイドル頑張ってるのはウチらも分かってるわ…。ええやろ、次の追試で全科目50点以上!これ以上はお母ちゃんマケへんで?!」
ピキは静かに頷いた。

 

295: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/10/20(日) 23:52:58.25 ID:O5qo0LtC0
>>290
ダブルPキター!待ってたよ嬉しい!
ラグビー敗戦のショックがやわらいだよう
前半笑わかせてもらったけど後半何やらシリアス…
続きいいコで待ってます

 

309: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/10/21(月) 10:18:12.29 ID:FGdwG6lo0
>>290
お勉強のできるプミちゃんっていうのもなかなかいいね!
ピキちゃんもはしっかりしてるからコツさえ身に着ければお勉強もできるようになるにちがいない
ダブルPひさびさでうれしいありがとう~!

 

300: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/10/21(月) 01:18:30.86 ID:Q/M6wAYL0
>>292
「こんなおとぼけた顔して」って桜ちゃんも桃ちゃんもそこそこヒドいw

 

305: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/10/21(月) 09:18:16.07 ID:9PxG4/y80
>>292
プミが笹の水女子と知った時の良浜
「なんやて?」
ここ好き最高に笑った